牛乳の大量消費にはカッテージチーズ作りがおすすめ
「牛乳を大量消費しないといけないなんてことある?」と思ったあなた、それがあるんです!牛乳なんて使う分だけ買えばいい…ほんとその通りではありますが、例えば食材の宅配サービスを利用していると毎週同じ数発注したりしているので思ったより使わなかった週は余って残ってしまったりするのです。。。
私の場合、長期旅行の予定があるのを失念して宅配サービスでがっつりいつもと同じ数だけ発注してしまい、旅行前日だというのに賞味期限がもたない牛乳がまるまる3本…もう捨てるしかないのか…
いやいや諦めるのはまだ早い、こんなときにおすすめなのが手作りカッテージチーズです。
1Lの牛乳が約200gのカッテージチーズに
カッテージチーズは牛乳に少量の酢やレモン汁を加えて作りますが、なんと1Lの牛乳を使用した場合の出来上がり量はたったの200gちょっと…!!
通常時であれば「1Lの牛乳から200gしかできないのか…なんと贅沢な使い方…!」となるわけですが、今は「とにかくたくさんの牛乳を」「どうやって無駄にしないか」というのが最命題なわけでむしろこれはメリットです。
カッテージチーズはかなりあっさりしたチーズなので200g程度であれば結構簡単に食べられてしまいます。
「おいおいちょっと待てよ、残りの800gどこ行った」と思ったあなた、鋭い!
残りの800gはですね、「ホエー」になります。プレーンヨーグルトをすくってしばらく置くと出てくるアレ、または水切りヨーグルトとか作ると出てくるアレですね。
この「残りのホエーどうするんだ問題」は最後にまとめたいと思います。
ホエーの処理も含めて作る覚悟のできた方はさっそく作っていきましょう!
手作りカッテージチーズの作り方
レシピ
材料(できあがり量約200g)
・牛乳:1本(1L)
・酢 :大匙4(60cc)
・塩 :1~2g
- 写真ではリンゴ酢ですが、酢は米酢や穀物酢など好きな種類のもので大丈夫です。使用する酢の種類により出来上がりの味が変わってきます。レモン汁でもOK。
- 塩はお好みで量を増減してください(入れなくてもOKです)。サラダなどしょっぱい系の用途に使う場合は強めに、フルーツと合わせたりする場合は弱めの塩味にするとおいしいと思います。
作り方
【下準備】
- ザルにキッチンペーパーを二重に敷き、下にボウルをセットしておく
(ボウルはホエーを受け止めるため)
【作り方】
- 鍋に牛乳を入れて火にかける
- 50-60℃くらいまで熱したら酢を入れてやさしくかき混ぜる
- 火を止めて、10分ほど放置
- キッチンペーパーを敷いたザルで濾す
- 10分ほど放置し、大体のホエーがボウルに落ちたらキッチンペーパーをまとめ好みの固さまで絞る
- 最後に塩を加えて混ぜたらできあがり!
- 酢を加える前の牛乳の温度が低すぎると固まらないのですが、温度が高すぎると食感がぼそぼそになるので温度は50-60℃がおすすめです。
- 出来上がりでお酢のツンとした香りが気になるときは再度キッチンペーパーに包んで水を入れたボウルの中で振り洗いすると緩和します。
残りのホエーどうするんだ問題
さてカッテージチーズができたらびっくりするのが出てきた大量のホエー…!
このホエーも栄養豊富だそうで、捨てるのはちょっともったいない…
残ったホエーの大量消費についてもご紹介します!
牛乳で割ってラッシー風に

Photo by Alison Marras on Unsplash
カッテージチーズを作ったあとのホエーは酸味があるので牛乳で割るとラッシー(ヨーグルトドリンク)風になります。そのままだと甘味はないのではちみつなどで甘味を調整してください。
ごはんを炊くときの水として
ごはんを炊く際の水の代わりに使うのもおすすめ!1合につきホエーを200ml消費できます。少し酸味のある、酢飯っぽい炊き上がりになります。気になる場合はチャーハンやオムライスのごはんにするとわからなくなるのでいいですよ。
パンケーキの牛乳代わりに
パンケーキを作る際に牛乳の代わりに使用するとふわふわのパンケーキになります。150ml-200mlのホエーを消費できます。
牛乳を大量消費したいときは是非カッテージチーズに!
カッテージチーズにすると1Lの牛乳が200gちょっとになるので、大量に牛乳を使わなければいけないときはカッテージチーズにするのがおすすめです。できたてのカッテージチーズはクリーミーさんとフレッシュさがあってとてもおいしいですよ。実験としても楽しいので是非一度作ってみてくださいね!
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