住宅街でワインを醸造!門前仲町の都市型ワイナリー
以前別の記事で東京にある4つの都市型ワイナリーの情報をまとめました。

そのうちの1つ、門前仲町の「深川ワイナリー」に行ってきたので訪問レポート。
「深川ワイナリー」はJR京葉線越中島駅が最寄りで1番出口から徒歩3分程度。(越中島駅以外では地下鉄大江戸線・東西線の門前仲町駅A4番出口からも徒歩6分程度で行けます。)
ワイン樽と赤い看板が目印。

ナチュラルな木のドアとワイン樽

赤い看板が目印
写真手前にドアがありますが、こちらは醸造所の入口でレストラン・バースペース(~17時までは試飲のできるテイスティング・ラボ)の入口はこのドアの右手奥にあります。

テイスティングラボとレストランは奥の入口から
写真で示されている入口に行くとガラス引き戸があり、そこをあけるとバースペースです。私はテイスティング・ラボとして営業している昼間に訪問。
ガラス越しに醸造所の見える試飲スペース「テイスティング・ラボ」
ガラス引き戸をあけるとバーカウンター4席、ガラス越しに醸造所の見えるカウンターが5席のテイスティング・ラボがあります。

テイスティング・ラボの奥に醸造所が
試飲は1種300円(50ml)か、3種700円(各30ml)のいずれかで選べます。以前は20ml 100円~だったみたいですが最近システムが変更になったよう。
私は3種700円のほうを。自分で好きなものを選んでもいいし、お店の方におまかせでおすすめを選んでもらうこともできます。私は山形県産シャルドネのスパークリング、北海道ナイアガラの無ろ過、オーストラリアのソーヴィニヨンブランをチョイス。

3種700円のテイスティングセット
北海道ナイアガラの無ろ過ワインはぶどうジュースのような強い甘い香りなのに口に含むとしっかりした辛口。ギャップがあってとてもおいしかったです。
醸造所は事前予約で見学も可能
テイスティング・ラボからガラス越しに醸造所が見えます。土日祝は前日までに予約すれば醸造所見学が可能。私は今回は予約をしていかなかったのでガラス越しに。

ガラス越しに見える醸造所
1,000Lタンクが5つと2,000Lタンクが2つで、2,000Lタンクは2018年の秋ごろ設置したばかりだそう。オープンした2016年には年間2万本だった生産量を2019年は5万本まで増やす計画とのことです。
醸造所の稼働は日本のブドウの収穫期となる8月以降が最盛期で、山梨・長野・山形・青森、最後は11月前後が収穫期となる北海道のブドウをそれぞれ収穫期に合わせて搬入し除梗~瓶詰まで基本的にスタッフの方4人で行うのだそう。トータル9,000L分のタンクがあるので(すべてのタンクにフルまで入れるわけではないそうですが)すごい作業量ですよね。
深川ワイナリーでは国産のブドウ以外にオーストラリアのブドウを使ってワインを作っていて、オーストラリアは日本と季節が逆になるので日本のブドウの醸造が終わった後冬以降オーストラリアのブドウの醸造が始まるのだそうです。立派な醸造設備、日本のブドウ収穫期以外はお休みさせてしまうのはもったいないですもんね。
訪問の際は事前予約で醸造所見学を!
事前予約をしておけばガラス越しでなく醸造所に入って見学ができるので、あらかじめ行く予定がわかっている場合は事前予約をおすすめします!
でもテイスティング・ラボはこじんまりしたスペースでスタッフさんとの距離が近いので、醸造所見学できなくてもガラス越しに工程など説明してもらえます。テイスティング・ラボは17時以降はバータイムとしてお料理の提供もされているので、今度はバータイムにも行ってみたいと思います。
住所 | 東京都江東区古石場1-4-10 高畠ビル1F |
電話番号 | 03-5809-8058 |
営業時間 | 月・水~金 : 13:00~17:00(火曜定休) 土・日・祝日 : 10:00~17:00 バータイム : 17:00~22:00(L.O 21:30) |
深川ワイナリーホームページ | http://fukagawine.tokyo/ |
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